常に見直す必要があるとは?@
借金の契約をした以上、
返済の約束は守らなければなりません。
しかしながら、
借金後に状況が変わることで
最初の契約どおりの条件で
返済を続けていくことが難しくなる場合があります。
常に見直す必要があるとは?A
つまり、契約時には考えていなかった
支出が増えるということがあるからです。
例えば、子供が誕生した場合などです。
この場合ですと、
一緒に生活する人間が一人増えたわけですから、
当然、食費や衣料費、電気代、ガス代、水道代などの
光熱費も増えることになります。
また、子供の学資保険に入れば、
保険料の支払いも増えます。
そのほか、賃料の安い社宅に住んでいた人が
リストラされた場合には、当然社宅は出なくてはなりませんし、
不意の病気なども考えられます。
よって、借金については、
常に返済方法や返済額を見直すことが大切です。
貸主との交渉のポイントは?
貸主が貸金業者の場合には、
個人で交渉するのは困難ですが、
調停を申立てるなどすれば、
多くの場合、借金の総額が減額されたり、
支払期間を延長して
月々の支払額を下げてもらうことが可能になるはずです。
なお、調停の場合は、調停委員がアドバイスしてくれますから、
弁護士に依頼しなくても本人のみでOKです。