契約書のチェック(担保権設定)

担保権設定契約の内容についてのチェックポイントは?@

担保が必要な場合に、
担保権設定契約の内容は
どうなっているのかを確認します。

 

これは、担保を要求されたときには、
その担保権設定契約の
内容を知っておくことが重要だからです。

担保権設定契約の内容についてのチェックポイントは?A

例えば、家屋を担保に入れるという場合でも、
その担保とは抵当権なのか、
それとも代物弁済予約なのかによって大きく異なります。

 

抵当権や根抵当権の場合には、
借金の返済ができないときに、
担保権者が裁判所に競売を申立てると、

 

家屋が裁判所で競売にかけられ、
その競売代金で借金の返済がなされ、
残金があれば借主に戻されます。

 

しかしながら、代物弁済予約の場合には、
借金を帳消しにする代わりに、
担保物である家屋を取り上げてしまうというものです。

 

なので、清算義務はありますが、
悪質業者にかかれば、少額の借金で
家屋全部を取り上げられてしまうこともありえるのです。

 

なお、担保や保証については、
根保証や根抵当という
一般の人にはなじみの薄いものもありますので
注意が必要です。

保証契約とはどのようなものですか?

借金する場合、
保証人を要求されることがあります。

 

通常、保証人は借主が探してくるのですが、
保証契約というのは、
この保証人と貸主との契約のことをいいます。

 

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