どちらを選択するべきですか?@
知人や友人に頼み込んで
保証人になってもらったはよかったけれど、
最終的には借金を返済できずに迷惑をかけ、
人間関係が損なわれてしまったというケースは後を断ちません。
どちらを選択するべきですか?A
これは、借金を返済できずに
借主が自己破産をして免責を受けたとしても、
保証人の責任はなくならないからです。
こうした場合は、
保証人は借主に代わって返済をするか、
それができなければ自分も破産するほかありません。
よって、貸主から保証人を要求された場合には、
できる限り避けるようにし、
自分の持ち物を担保にして借金をするべきです。
もしそれができないのであれば、
借金はやめた方がよいと思われます。
貸金業者の中には、
初めから保証人の財産を目当てにしている
悪質なところもあります。
このような悪質業者は、
まず借主の知り合いで持ち家の人や、公務員など堅い職業の人を
連帯保証人や根保証人にし、
借主の返済能力など無視して次々に融資をします。
そして、最終的に借主を破綻させて
保証人に取立てをかけるのです。
こうした業者にかかれば、借主自身はもちろん、
保証人も破綻せざるを得なくなりますので、
十分な注意が必要です。