長期ローンの利率と支払う利息の額@
借金というのは、
返済までの期間が長ければ長いほど
利息の額が膨らんでいきます。
例えば、住宅ローンなどは、
借入額が低い特別なものを除けば、
通常は長期間の借入れとなりますから、
利息はかなりの額にのぼります。
長期ローンの利率と支払う利息の額A
ちなみに、
年利が5%の35年ローンを組んだ場合には、
なんと支払う利息の額は元本を超えてしまいます。
そして、
長期のローンであればあるほど、
利率が違えば
支払う利息の額も大きく異なってくるといえるのです。
時期による金利の高低
住宅ローンなどの長期ローンになると、
そのローンを組んだ時期によって金利の高低があります。
過去5.5%程度の年利が付くこともありましたが、
不況になると金利は下がりますので、
現在では3%程度の年利が普通になっているようです。
例えば、元金2,000万円を
35年ローンの年利5.5%で組んだ場合の支払い総額と、
年利3%で組んだ場合の支払い総額を比較しますと、
1,000万円以上の違いがあるのです。
これだけの額の金利を支払わないで済むのであれば、
もう少し有効な使いみちもあるはずですから、
やはり長期ローンなどがあるときは
毎年見直しをするのが重要になってきます。