責任を負わなければならないのですか?@
親族や知人などに頼まれて、
白紙に署名押印したら、
連帯保証人にされていたという話もよくあります。
この場合には、後で
「連帯保証人とは知らなかった」
などと主張しても、責任を免れない可能性が大きいです。
責任を負わなければならないのですか?A
といいますのは、
本人が署名押印したものですので、
契約条項のねつ造を立証するのが困難だからです。
よって、
白紙委任状などに署名押印するのは、
常に危険ですので注意してください。
保証と連帯保証の違いは?
連帯保証でない、ただの保証の場合には、
次のような権利があります。
■催告の抗弁権(民法452条)
・債権者から返済を請求されたときには、まず借主本人(主たる債務者)
に請求しろといって拒むことができます。
■検索の抗弁権
・借主本人の財産に強制執行をかけろと言って拒むことができます。
ただし、貸金業者との保証契約では、
ほぼ100%、連帯保証契約であるといえます。