督促状の受取りは拒否できる?

督促状が来たらどうしたらよいですか?@

借金の返済が滞ったからといって、
貸主が電話や電報、ファックス、手紙などを使い、

 

貸金業規制法21条や金融庁のガイドラインに違反するほど
頻繁に返済を求めてきた場合には、
電話や電報の受取りは拒否することができます。

督促状が来たらどうしたらよいですか?A

また、ファックスや手紙については、
受取りを拒否できなくても、
破り捨ててしまっても構いませんが、

 

相手の違法行為の証拠にもなりますので、
できれば保存して束ねておくとよいと思われます。

 

しかし、
内容証明郵便や
裁判所から送られてくる書類の場合は、

 

受け取らなくても
一定の法律的な効果を生じますので
注意したいところです。

内容証明郵便とは?

内容証明郵便というのは、
「何月何日に」「誰から誰に」「こういう内容の文書」
を送ったことを
郵便局長が証明するものです。

 

この内容証明郵便は、
相手が留守で配達できなかった場合を除けば、

 

受取りを拒否しても、
その文書は到達したことになり、
支払催告や契約解除などの法律的な効果は生じます。

 

よって、内容証明郵便や裁判所から送られてくる書類は、
きちんと受取り、中身を確認したうえで、
弁護士などの法律相談を受けるようにしてください。

 

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