貸金業者の金利の絶対的上限は?

絶対的な限界は何%ですか?@

みなし弁済規定※1が適用されるといっても、
金利には絶対的な上限があります。

 

具体的には、サラ金などの一般的な貸金業者は
年29.2%※2が限界となっていて、
これを超える場合には違法であり無効となります。

絶対的な限界は何%ですか?A

そして、これを超える利率の契約には
「みなし弁済規定」
は適用されませんので、

 

利息制限法の範囲内でしか
利息は受け取ることができません。

 

さらに、貸金業者は出資法により刑罰を受けます。

 

※1…貸金業規制法43条に定める条件を守り貸金業者が貸し付けた場合に限り、利息制限法の規定を超える利息であっても、元本部分の返済に回さずに、利息として受け取ることを認めるというものです。

 

※2…平成18年12月の法改正で年20.0%に引き下げられました。公布からおおむね3年以内を目処に平成21年末までに施行されます。

グレーゾーンとは?

利息制限法による上限金利から、
年利29.2%※のラインまでの間が、

 

条件付きながら
利息制限法の規制を超えた金利を取りうる範囲ということから、
俗にグレーゾーンと呼ばれています。

 

※日賦貸金業者は、54.75%です。

 

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