消費者物価指数とは?
消費者物価指数というのは、
全国の消費者世帯が購入する、
商品やサービスの価格水準を示す物価指数のことです。
ちなみに、この消費者物価指数は、
総務庁統計局が公表する月次統計です。
消費者物価指数が利用されるのは?
消費者物価指数は、次のようなものに用いられます。
■物価動向の判断
■賃金や家計消費支出の実質化
消費者物価指数の作成方法は?
消費者物価指数は、5年に1度基準を改定しています。
この消費者物価指数は、
消費者の家計支出上重要度が高く、
価格変動上で代表性があるなどの観点によって選定された、
540品目の価格を調査して作成されています。
また、消費者物価指数の作成には、
加重平均算式(ラスパイレス方式)が用いられ、
家計の消費支出額のウェートとなります。
なお、消費支出の品目に対応する基本分類と、
産業分類に対応する特殊分類があります。
消費税とは?
消費税というのは、消費一般に課税するもので、
付加価値税の一種です。
また、消費税は、財貨・サービスの消費の背後に担保があるとして、
事業者による商品やサービスの提供などを課税対象として、
取引の各段階ごとに広く薄く課税する間接税です。
消費税の改正は?
消費税は、1989年4月以後の取引から
3%の税率で課税されてきましたが、
1997年4月の改正消費税法によって、
税率が5%に引き上げられ、
このうち1%が地方消費税とされました。
消費生活センターとは?
消費生活センターというのは、消費センターともいいますが、
全国の都道府県や主要都市に設けられている
消費者サービスの機関のことです。
消費生活センターの活動内容は?
消費生活センターの活動内容は、
次のような消費者保護と啓発を目的としたものです。
■商品テストの実施
■苦情処理の受付
■消費生活相談...など
ちなみに、消費生活センターは、
国の特殊法人である国民生活センターとも提携しています。